プロになるというのは結果を求められることです。
番組だと視聴率、コマーシャルだと売り上げ、司会ならどれだけイベントが盛り上がったかなどなど。
評価はこれだけではありませんが、一口に言えばこんな感じでしょうか。
それらを仕切るプロの喋り手は、こうあらねばならぬ!ということはなく、
実は誰にでも可能性はあると思います。
思います、というのは、あくまでも「思います」です。
それは、制作側が、どんな人物を求めているかによって可能性は大きく変わるからです。
コマーシャルのナレーションは、もちろんベテランナレーターもいれば、きょう初めてマイクの前に立ったという方もいるかもしれません。
(あくまでも、「…かもしれません」です)
こんな話を聞いたことがあります。
制作するCMの世界観を出すには、「うまい喋り手」よりも、きのう世界一周のヒッチハイクの旅から帰ったばかりの若者がもらす一言が最高だったりするそうです。
そうなると、これは練習より、チャンスを見つけたほうが良いのか!と前のめりになりそうですが、そこは冷静に。
これは、例えば、そんな人材を求めている!という一例ですから、実際にそんな人がいたかどうかは未確認です。
プロになるチャンスを最大限に生かすには、喋りのスキルを身に着けながら、人生そのもを豊かに過ごすことが、一番求められる準備かなと思います。
経験の引き出しをひとつでも多く、スキルの引き出しもひとつでも多く。
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