国際化が進むのと同時に、バイリンガル司会の需要も増えてきているようですね。
外国からのゲストが入る会議やイベント、パーティーなどは昔から開かれていますが、ひと昔前は、MC席に、司会者と通訳の方が仲良く並んで会を進行するパターンが普通でした。
司会者が切りのよいところまで喋って、通訳の方がその部分を喋る、という
まるで餅つきのような作業が普通でした。
なので、事前によく打合せをして置かないと、どこまで喋った!?みたいな感じに陥ったりすることも無きにしも非ず状態でした。
が、最近は違います。
バイリンガル司会者、つまり司会も通訳もできる方が、すべて進行していくという
スマートなパターンが増えてきました。
弊塾にも、バイリンガル司会者の方がブラッシュアップにいらっしゃっています。
元職は、アナウンサーだったり、通訳だったり。
中には、アナウンス業務、MC業務、人前に立って喋ることをこれまで全く経験したことがない方が、弊塾で一から学んでスキルを身に着け、業界デビューした方もいらっしゃいます。
もちろん、外国語は通訳者の方々ですから、お見事です!
そのスキルに、きっちりとしたアナウンススキルをプラスするのですから、
鬼に金棒です。
そのような初めての方は、きっと外国語を学んだ時と同じように、丁寧に、日本語の発音も追及して学習していらっしゃるようで、とにかく基本を忠実に、美しい日本語を話されています。
司会の分野も様々ありますので、あとは、その分野に合わせた空気を感じてもらい、
場にふさわしい喋りが器用に切り替えられるようになったら、百人力です。
時代の新しい風を感じます。