実は、コロナで自粛生活が始まったと同時に、通訳者の方対象とした、
「滑舌!ブートキャンプ」という名の「呼吸・発声・滑舌」に特化したグループレッスンを実施しました。
なぜブートかというと、練習の成果を日頃の喋りに生かせるように、繰り返し繰り返し練習して欲しいという強い思いがあったからです。
レッスンは毎週連続10週間。
わずか30分間、されど30分間。
最初は、恥ずかしそうに口を動かしていた方も、最終回の10回目を迎えようとしている今、しっかりと意識して口を動かし、腹式呼吸で声を出し、はっきりとした滑舌に仕上がってきています。
何より嬉しいのは、たっぷりとした呼吸に変わったことです。
参加者全員、見事に変わりました。
レッスン時間以外にも一生懸命に取り組んでいらっしゃたに違いありません。
たっぷりとした呼吸ができるということは、喋りにあきらかな変化でが出てきます。
通訳者に多い「息継ぎの音」。
これが、まず、鼻呼吸に変わることによってなくなります。
レッスン前は、多くの方が口呼吸を行っていらっしゃいました。
鼻呼吸は、ウィルス対策にも良いので健康のためにもお勧めです。
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