通訳者の方が揃って口にする練習方法のひとつ「シャドウイング」。
外国語だけでなく、日本語のデリバリースキルアップのためにも、日頃から
皆様、本当に熱心に勉強していらっしゃいます。
日頃から日本のラジオやテレビのニュースを聞きながら、シャドウイングをしているそうです。
シャドウイングしながら、その日のニュースや新しい用語の読み方のチェックまで
できるので、一石〇鳥になるというわけですね。
素晴らしい勉強方法です。
が、そのシャドウイングを録音して聞かれたことはありますでしょうか。
ちょっと話がずれますが、
最近の歌番組は、歌詞の字幕スーパーが出るものも多くなり、好きな曲が流れると、歌手の方の声と演奏に合わせて、口ずさんだり、歌ったりしていますよね。
楽しいです。急にうまくなった感じがします。結構いけるじゃない!と自分をほめたくなったりします。
で、その勢いで、同じ曲をカラオケで歌うと、あれ!?なんか違う!!
スマホのアプリのカラオケも点数が表示されるようになり、残念な気持ちになったり。
それと同じようなことが、ニュースのシャドウイングで起こっていませんか。
録音を聞きなおして、よし!OK、ばっちり、という方は、そのまま続けられることをおすすめします。
でも、なんか自分の喋っている内容が、さっきのアナウンサーとは違うなぁ、いまひとつ内容が伝わってこないなぁ、と思われたら立ち止まってみてください。
せっかくのシャドウイングが聞かせる喋りになっていなかったら、その練習でデリバリースキルを上げることは難しいです。
そういえば、周りを見渡してみて、同じ文章でも、あの通訳者の喋りはわかりやすい!と、違いを感じることがあると思います。
ソコです!そこがポイントです。
見逃せないポイントです。
「あの人はキャリアも長いしね」「もともとセンスがあるからね」、、、とかで終わりにしていたら、本当にずーーーっとそのままです。
が、これは、練習すれば、どなたでも、変われます。
わかりやすいように喋ることができるようになります。
※習得までに個人差はもちろんあります。
あきらめない心が大切です!
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