なにか違う。
きちんと噛まずに、ちゃんと読めているのに、なにか違う。
基礎をマスターしたあと、次の大きな壁はこの部分かもしれません。
きれいに、同じテンポで日常会話をする人なんて、まずいないのに、
なぜか、原稿を読むときには、規則ただしく読んでしまう。
「適度な間をあけてね」と言われたから、間を開ける読み方をする。
でも、違うなぁ。
録音を聞いてきてよくわかる。
この違うな、、、に気づくのは実は、とても大事なことで。
気付かないひとが多いかもしれません。
情報が届く、のではなく、聞いている人が、わざわざ取りに行かないと
情報が入らない、あるいは、取りに行っても、情報が入らない。
なぜなのでしょうか。
この一本調子から抜け出せると、未来は明るいです。
その人らしさが見えてきます。
それが必要なのは、なにも声の仕事の人だけではありません。
声をつかってする仕事の方、みなにそのスキルがあると、
情報の伝わり方もぐっとましていきます。